東京港帆船パレード

2015年4月1日

皆さんこんにちは。プロジェクトディレクターの今井です。

昨日掲載した金澤さんからのメッセージにあった「東京港帆船パレード」は、東京港開港記念日イベントとして1996年に第1回パレードを開催した後、国際港として開港60周年となる2001年まで開催され、私は第1回から実行メンバーとして企画立案から当日の運営まで、6回開催されたすべてのパレードに携わっていました。

第1回パレードでは、加山雄三さんの愛艇「光進丸」が先導船を務め、晴海沖からレインボーブリッジを通過して日の出沖から東京港外まで、伴走するヨット、モータボートも100隻を超える壮観な光景でした。その前夜祭イベントでは晴海客船ターミナル前の特設ステージで加山雄三さんのライブコンサートも開催されました。

参加帆船も<海星><あこがれ>のほかシーボニアの<シナーラ>、大型帆船では<日本丸><海王丸>を代表に長崎オランダ村の<咸臨丸>やロシアの<パラダ>が参加した事もあります。97年に大阪市が香港/沖縄/鹿児島/大阪の国際帆船レースを開催した時には、大阪港でのパレードの後、オランダの<オーステルスヘルデ>、イタリア海軍の<オルサマジョーレ>も寄港してパレードに参加しました。珍しい帆船では焼津の八丁櫓和船が参加したこともありました。

帆船パレードの開催には参加帆船のスケジュール確保のために2年以上の準備期間が必要となりますが、2020年東京オリンピックにはまだまだ間に合いますね。今回のオリンピックは夏の開催で、ヨット競技は東京湾で開催される予定ですから、そのプレイベントとして実現できたら素晴らしいと思います。ぜひ東京都に提案してゆきたいですね!