初代船長クリス・ブレイク氏を招いて、帆船<海星>の大同窓会を開催!

2017年8月17日

来る10月21日(土)、帆船<海星>の初代船長クリス・ブレイク氏を囲んでリユニオン(同窓会)を開催します。1991年から1993年にかけて実施した「地球再発見の航海」から今年で25周年!日本国内の航海でブレイク船長と一緒に<海星>に乗ったことのある人も、ない人も、<海星>の乗船経験が無い方でも、どなたでもご参加いただけます。<海星>関係の公式な集まりとしてはおそらく最後となるリユニオンですので、今からスケジュールを確保して是非ご参加ください!

TSCN代表 今井常夫
元日本セイルトレーニング協会常務理事事務局長

Tall Ship Challenge Nipponに応援登録いただいた皆さまへ

しばらく活動ニュースの配信がなくご心配をおかけしてすみません。

日本のセイルトレーニング活動について、各方面への働きかけや新しいセイルトレーニング帆船の提案などを継続して行っていますが、現在のところ具体的な成果としてお知らせできるまでには至っていません。

その代り、今回はとっておきのお知らせがあります。

❝最後で、最高!❞ オフィシャル<海星>リユニオンを開催します!

日本初のセイルトレーニング帆船<海星>は1991年に誕生し、「地球再発見の航海」プロジェクトとして、イギリス全土で開催された「Japan Festival 1991」に参加しました。その翌年コロンブス新大陸到達500年記念大西洋一周帆船レース「Grand Regatta Columbus ‘92」に出場し、1993年1月から日本でのオペレーションを開始しました。<海星>は今年で25周年を迎えます。

そこで<海星>の四半世紀を振り返って、楽しい話を咲かせようと、初代船長であるクリス・ブレイク氏を日本に招聘しました。ブレイク船長を囲んで<海星>リユニオンを「海星記念館」と共同で開催します。

1991年にイギリスのウェイマスからセイルトレーニング事業を開始して以来、<海星>が運航を停止した2002年までの12年間に、のべ3万人を超える方々が航海に参加しました。

これからも日本のセイルトレーニングに関する活動はTall Ship Challenge Nipponを通じて継続してゆきますが、公式なイベントとして<海星>関係の集いを開催するのはこれが最後の機会となります。

ブレイク船長と「地球再発見の航海」に参加した方、日本国内で航海を共にした方、また、<海星>には乗ったけどブレイク船長とは会ったことのない方も、この❝最後で最高!❞の機会に、かつて仲間たちと誘いあって奮ってご参加下さい!一緒に素晴らしいリユニオンにしましょう!リユニオンには歴代の<海星>船長およびクルーも多数参加予定です。懐かしい顔と旧交を温めて盛り上がりましょう!

<海星>リユニオン開催概要

第1部 ※お楽しみイベント企画中です!

日時: 2017年10月21日(土)午前11時~午後2時
場所: ※帆船日本丸メモリアルパーク内 訓練センター第三教室(予定)

第2部 リユニオン・パーティ

日時: 2017年10月21日(土)午後4時~7時(予定)
※ブレイク船長との二次会あり!?
場所: ※横浜みなとみらい地区のレストランで計画中
会費:  5000-6000円程度(予定)

■現在、「海星記念館」+海星クルー有志によって準備を進めています。詳細が決まり次第、順次TSCNのウェブサイトFacebook、STAJ海星記念館Kaisei MemorialのFacebook にて随時お知らせしていきますのでお楽しみに!

<海星>初代船長クリス・ブレイク氏について
ブレイク船長は、英国セイルトレーニング協会の帆船<Sir Winston Churchill>および<Malcolm Miller>、香港OBSの<志風>、西オーストラリアSTAの<Leeuwin>など世界のセイルトレーニング帆船の船長を歴任。キャプテン・クックの帆船<Endeavour>の復元などにも携わり、その世界周航には船長として乗船しました。
現在は、英国帆船<Pelican>の船長のほか、シンガポールのクルーズ帆船<Royal Albatross>のオペレーション指導にもあたっており、いまも世界の帆船とセイルトレーニングの第一人者として活躍しています。

<海星>リユニオン開催のいきさつ
~英国セイルトレーニング帆船<Sir Winston Churchill>建造50周年リユニオンに参加して
2016年10月、イギリスのポーツマスで、STAのスクーナー<Sir Winston Churchill>の建造50周年を記念して、イギリスでのセイルトレーニング経験者有志によってリユニオンが開催されました。そのイベントに、姉妹船<Malcolm Miller>に日本人として初めてトレイニーとして乗船した私も参加してきました。(詳しいレポートは舵社「Sea Dream」24号をご参照ください。)
会場で、帆船<海星>によるセイルトレーニング事業スタートの黎明期にキャプテンを務めていただいたクリス・ブレイク氏、アジア発の国際帆船レース「Sail Osaka’97」に教官として<海星>に乗船してくださったマーク・ケミスベティ氏、さらには同レースでディレクターを務めたロン・ダッズウェル氏とも再会を果たしました。

その折に、ブレイク船長に「<海星>が誕生してから25年だよ。<海星>のリユニオンも開催したいね」とお伝えしたところ、「それならぜひ日本に行きたい」と話が弾みました。帰国後も連絡を取り合っていたところ、2017年10月に日本旅行を兼ねて来日して下さることになりました。

(写真:左からブレイク船長、今井、ダッズウェル氏。壁に飾られた世界のセイルトレーニング帆船の絵には<海星>も描かれていた!見えるかな~?)

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