10月26日大阪ミーティングにも大勢参加いただきありがとうございました!

2014年11月6日
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10月26日(日)大阪会場では、前日の横浜ミーティングに参加したTSCNイニシアチブメンバー(以下IM)の田中(ぶんご―)がハンドキャリーしたトラックチャートを会場に掲示した途端、参加者の熱気が高まりました。


地元関西のほか関東や九州からもセイルトレーニングの仲間が参加したほか、帆船は未経験ながら今回参加した方など総勢50名がドリンクを片手にテーブルを囲んで、夕刻5時からスタートしました。

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まずは大きく映し出されたスクリーンで、海外出張先から当日朝関空に到着して駆けつけたディレクターの今井からTall Ship Challenge Nippon 発足の経緯を解説。特に、今回の大阪でのミーティングは日本の帆船の歴史にとって記念碑的なイベント「‘83年大阪世界船まつり」で日本初の帆船パレードが実施された10月23日に合わせて開催したものであることを説明すると会場の全員が改めて納得!

続いて<あこがれ>事務局で広報を担当したIM山岡(ますみん)が、18万人の観客を動員した83年の帆船パレード、そこでの香港の帆船<志風>の参加がきっかけとなって<あこがれ>が誕生、そして東アジア初の国際帆船レースSail Osaka’97から2000年の<あこがれ>による日本帆船初の世界一周まで、大阪市と帆船の長いかかわりを振り返りました。

これを受けて、再び今井が今回のプロジェクトの目的と今後のタイムライン、国際セイルトレーニング協会(STI)会長からの激励の手紙のほか、外洋ヨットから大型帆船まで海外で行われている様々なセイルトレーニングについて紹介しました。

続いて、<あこがれ>から生まれ変わった<みらいへ>のセイルトレーニングについて、運営団体の代表としてIM小原(しょうすけ)から事業への熱い思いをはじめ、プログラムの内容から期待できる効果や今後の事業について詳しく説明されました。

そしてIM高見(タカさん)からは、9月に開催した大阪/天王寺区の子ども達へのヨット体験の模様を紹介。メンバー共同所有のクルーザーヨット<あこゲロ>のほか、小さなディンギーヨットを使ったプログラムでも、帆船<あこがれ>での一日コースのような効果が自然に感じられたとのこと。この活動は18年前から北港ヨットハーバーで毎年続けています。

また、伊勢市から参加した“セイラビリティ三重”の橋本さんからは、誰もがセイリングにチャレンジできる、さらに小型の「アクセスディンギー」による活動を紹介してくれました。こうした様々な形でのセイルトレーニングが各地に広がることによって、これからの日本での活動が活性化することでしょう。

最後に、83年の世界帆船まつりから97年の国際帆船レースのレース委員を担当され、<あこがれ>の事業の最後を担われた元大阪市港湾局長の五十嵐さんから、今後のTSCNの活動の発展に向けた乾杯を頂いてミーティングを締め括りました。

参加者によるトラックチャートへの書き込みは閉会後も続きました。

皆さんありがとう!そして、これからも楽しく活動を拡げて行きましょう!