“トールシップチャレンジニッポン”プロジェクトを応援して下さった皆さんへ

2018年1月11日

新しい年、2018年を迎えました。

昨年10月21日に開催した<海星>就航25周年リユニオンでは多くの方々と再会を果たし、セイルトレーニングを通じた絆の強さを再確認するとともに、TSCNの活動にとってもひとつの区切りとなりました。

2014年9月にこのサイトをオープンし、日本のセイルトレーニング再興を呼びかけて以来、多くの方々から応援のサポーター登録を、また数多くのメッセージを送って頂きました。その一年後、2015年9月末に当初のイニシアチブメンバーを解消して、新たな活動を模索してから2年が経ちました(これまでの経緯については過去のNew Topics→「お知らせ」をご覧下さい)。

 

その間、大阪市帆船<あこがれ>は、民間オペレーションによる<みらいへ>となって、新たなプログラムによって日本国内での事業を続けています。またマリーナと連携しながらヨット・モーターボートのセーフティーオペレーションの教習とライセンスを発行しているNPO法人ISPAでは、オーストラリアの小型帆船に日本からトレイニーを送るなどセイルトレーニングにも活動の幅を広げつつあります。

一方国外では、東南アジア各国海軍の新しい練習帆船の建造や、中国海軍による大型バーク練習帆船建造計画がありました。さらにSTI(Sail Training International)によるSouth China Sea帆船レースの企画案があり、今年8月下旬には日本海での韓国・麗水(ヨス)から極東ロシア・ウラジオストクへの帆船レースが企画され(残念ながら日本寄港の予定はありません)、2020年に向けた計画も進められています。

 

こうした動きの中で、TSCNプロジェクトもここで一旦リセットしたいと思います。

日本のセイルトレーニングの一時代を築いた<海星><あこがれ>のレガシーを超えて、新たな形でセイルトレーニングへの提案を続けて行きます。それは私自身のライフワークでもあります。

これまでの応援ありがとうございました。いつか新しい日本のセイルトレーニング帆船の上でお会いしましょう。

プロジェクトディレクター 今井常夫

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